2025/06/20
【梅雨の塗装工事】本当に大丈夫? 知っておくべき注意点とセルフチェック術
こんにちは、名古屋市名東区のなみ塗装です。
ジメジメとした梅雨の季節がやってまいりました。
この時期になると、「雨漏りが心配」「外壁の汚れが目立つ」といったご相談とともに、お客様からこんな質問を多くいただきます。
「梅雨の時期に、外壁塗装工事ってできるんですか?」
今回はこの疑問に、塗装のプロとして正直にお答えするとともに、この時期だからこそやっておきたいお家のメンテナンスについて解説します☝
結論:梅雨時期の塗装工事は「可能」です!
まず結論から申し上げますと、梅雨の時期でも塗装工事を行うことは可能です。
ただし、それには「正しい知識を持った業者が、適切な施工管理を行う」という絶対条件がつきます。
私たちプロは、天候を常に確認しながら作業計画を立てています。
塗装工事において最も重要なのは、塗料を塗る際と乾燥させる際の「気温」と「湿度」です。
【塗装工事の基本条件】
・気温5℃以上
・湿度85%以下
・降雨、降雪がない、またはその恐れがない
この条件が満たされない状況で無理に塗装を行なうと、「塗膜の膨れ」や「剥がれ」、「カブリ」と呼ばれる塗膜が白く濁ってしまう現象など、深刻な施工不良を引き起こします。
梅雨時期は雨で作業ができない日が増えるため、どうしても工期が通常より長引く可能性があります。
その点を事前にお客様にご理解いただいた上で、私たちは天候を慎重に見極め、条件が整った日にのみ作業を進めます。
工期を急ぐあまり、湿度が高い日に無理な施工を勧めてくる業者には、くれぐれもご注意ください。
雨の季節だからこそ!ご自宅でできるセルフチェック
塗装工事をすぐにはお考えでない方も、雨が降る梅雨は、お家の弱点を発見しやすい絶好の機会です。ぜひ一度、ご自宅の状態を確認してみてください。
1.雨樋(あまどい)のチェック
雨が降っている日に、雨樋から水が「バシャバシャ」と溢れていませんか?
それは、落ち葉やゴミが詰まっているサインです。放置すると、溢れた雨水が外壁を伝って汚れや劣化の原因になったり、建物の基礎周りの土台を傷めたりする危険性があります。
2.サッシ・窓周りのチェック
雨が降った後、窓枠の内側や周辺の壁紙に、雨水が滲んだような跡はありませんか?
外壁と窓枠の隙間を埋めている「シーリング(コーキング)」が劣化し、ひび割れや縮み(肉やせ)を起こしている可能性があります。水の侵入経路となりやすい、非常に重要なチェックポイントです。
3.ベランダ・バルコニーのチェック
床面の排水口(ドレン)は詰まっていませんか?雨の後、いつまでも水たまりができていませんか?
排水がうまくいかないと、防水層の劣化を早める原因となります。また、床面にひび割れや、防水層の膨れ・剥がれがないかも併せて確認しましょう。
これらの症状は、お家が発しているSOSサインです。
もし一つでも当てはまる点があれば、大きなトラブルに発展する前に、一度専門家にご相談いただくことを強くお勧めします。
いかがでしたか?
なみ塗装では、梅雨時期の工事においても、温湿度計を用いて現場環境を徹底的に管理し、塗料メーカーが定める基準を遵守した、高品質な施工をお約束します。
雨の多い季節だからこそ、お家の健康状態に目を向けてみませんか?
名古屋市名東区および近辺で、外壁・屋根のことで気になる点がございましたら、ぜひ私たち、なみ塗装までお気軽にご相談ください。専門家が診断にお伺いします。
2025/06/13
【壁の声を聴け!】なみ塗装が "壁からのSOS" を翻訳します!
こんにちは、なみ塗装です🐱
皆さん、お家の外壁をじーっくりと眺めたこと、ありますか?
実は、お家の壁は声を出せない代わりに、色々なサインで私たちに"SOS"を送っているんです。
でも、そのサインの意味って、なかなかわからないですよね🤔
そこで今回は、私たち なみ塗装 が"お家の翻訳家"になって、壁からのメッセージを分かりやすくお伝えします!
Case1:白い粉の"ため息"
壁の声:「はぁ…。最近、紫外線と雨でお肌(塗膜)がカサカサなの。触ると白い粉がつくでしょ?これ、ファンデーション(塗料)が落ちてきてる証拠なのよ…。」
【なみ塗装の翻訳✍】
これは**「チョーキング現象」**と呼ばれるサインです!
塗料に含まれる顔料が、紫外線や雨風によって劣化し、粉状になって表面に現れています。
お肌でいう「乾燥」状態で、塗膜の防水性が失われ始めている証拠。この"ため息"を放置すると、壁自体が雨水を吸い込みやすくなってしまいます⚠
Case2:細い線の"泣き顔"
壁の声:「ちょっとピキッて、お肌に細かいシワができちゃった…。まだ浅いけど、このままだと深くなっちゃうかも…。悲しいよぅ…。」
【なみ塗装の翻訳✍】
これは**「ヘアークラック(髪の毛のような細いひび割れ)」**です!
原因は様々ですが、塗膜の経年劣化や、建物のわずかな動きによるものが多いです。
今すぐ雨漏りにつながるわけではありませんが、お家が発する初期の"泣き顔"。この小さなシワから水分が侵入し、冬場の凍結でひび割れが大きくなることも。早めのケアが大切です☝
Case3:緑や黒の"涙あと"
壁の声:「なんだかジメジメして、体(壁)が痒いよ~!緑や黒のブツブツ(涙あと)ができて、見た目も悪いし…。北側の壁、特に辛いんだ。」
【なみ塗装の翻訳✍】
これは**「カビ・藻の発生」**という、分かりやすいSOSですね。
日当たりや風通しの悪い場所は、湿気がたまりやすく、カビや藻にとって絶好の住処になります。
見た目が悪いだけでなく、塗膜を傷めて劣化を早めたり、アレルギーの原因になったりすることも。お掃除(高圧洗浄)と新しいお洋服(塗装)で、キレイにしてあげましょう✨
Case4:ぷっくりとした"おでき"
壁の声:「うぅ…皮膚(塗膜)の下に空気が入ったみたいで、水ぶくれみたいに膨れちゃった…。破れたら、そこから病気(雨水)が入ってきちゃうよ!」
【なみ塗装の翻訳✍】
これは**「塗膜の膨れ」**です!
前回の塗装時の施工不良や、小さなひび割れから侵入した湿気が原因で発生します。
ぷっくりした"おでき"は、いずれ必ず破れてしまいます。そこから雨水が壁の内部に侵入すると、構造材を傷めてしまう危険性もある、かなり重要なサインです!
いかがでしたか?
お家の壁が発する"SOS"、少し聞こえてきたでしょうか?
これらのサインは、お家が「そろそろメンテナンスの時期だよ!」と一生懸命伝えてくれている大切なメッセージです。
大きなトラブルになる前に気づいてあげることが、お家を健康に長持ちさせる一番の秘訣です🏠💪
「うちの壁、こんなサイン出してるかも?」と気になった方は、お家の健康診断だと思って、お気軽に私たち"お家の翻訳家"、なみ塗装にご相談くださいね!
名古屋市名東区および近辺で外壁塗装・屋根塗装をご検討中の方は、ぜひ なみ塗装 にご相談くださいね(^_-)-☆
2025/06/06
【基本⑤】塗装完了~引き渡し
こんにちは、なみ塗装です🐱
長かった塗装工事についての解説も、いよいよ今回で最後!
最後はいよいよ【塗装完了からお引渡しまで】の流れについて、解説していきたいと思います☝
塗装工事が終わったら、すぐ足場を解体!……というわけではありません('Д')
お客様に最高の状態でお引渡しするために、大切な工程がいくつか残っています。
1.社内検査
まずは私達プロの目で、仕上がりを隅々まで厳しくチェックします🔍👀
・塗り残しや色ムラがないか?
・塗料の飛散はないか?
など、担当者が責任をもって確認します。
この段階で手直しが必要な箇所があれば、すぐに対応します👷
1.5.お客様点検
可能であれば、お客様にも足場に上がってもらい、点検していただきます。
しかし足場は高さがあり不安定で、苦手な方も多いため、無理にはお勧めしません。
点検いただける際には、ヘルメットやハーネスなどの安全具を装着し、徹底した安全管理の下、一緒に点検していただきます。
気になる点があれば、もちろん手直しさせていただきます!
2.足場の解体
社内検査が完了すると、いよいよベールを脱ぐ瞬間です✨
工事のために設置していた足場を、慎重に解体・撤去していきます。
🏠ポイント:この時、美しく仕上がった外壁や屋根、お家の周りの物を傷つけないよう、細心の注意を払って作業します(`・ω・´)ゞ
3.清掃
足場がなくなったら、敷地内をしっかり清掃します✨
工事中に出たゴミやホコリを片付け、窓などを拭きあげ、周辺をきれいに整えます。
『来たときよりも美しく』をモットーに、気持ちよくお引渡しができるよう努めています☺
4.お客様による最終確認~お引渡し
いよいよ全体をお客様に確認いただきます!
ここでもお客様からのご指摘があれば、しっかり手直しをさせていただきますので、気になることがあれば、遠慮なくお伝えください🥺
工事完了後には、今後の安心の証として「保証書」を発行し、お引渡し完了となります。
いかがでしたか?
塗装工事は、塗装完了がゴールではありません⚠
私達 なみ塗装 は、工事後からがお客様との本当のお付き合いの始まりだと考えています。
梅雨も明け、いよいよ夏本番ですね!
名古屋市名東区および近辺で外壁塗装・屋根塗装をご検討中の方は、ぜひ なみ塗装 にご相談ください🐈
2025/05/30
【基本④】塗装作業
こんにちは、なみ塗装です🐱
今回はついに【塗装作業】について解説したいと思います☝
これまで書いてきた記事のおさらいとなりますが、外壁や屋根の塗装は3回塗りが基本です🏠✨
※塗料や劣化具合によっては4回塗りなどもあります。
逆に、雨樋などの付帯部においては2回塗りなどもあります。
【事前準備】編でもお話ししましたが、まずは行なう塗装工事がどういう仕様なのか、再度把握しなおしておきましょう☝
1.下地処理
申し訳ないです💦 前回の事前準備編で解説を忘れていたのでこちらにて<(_ _)>
・ひび割れ(クラック)箇所や膨れや剥離がある場所を把握し、しっかり補修します。
この下地処理が不十分だと、このあとどんなに丁寧に塗装を行なっても、すぐに劣化してしまいます⚠
🏠ポイント:爆裂(ばくれつ)と呼ばれる程度の大きい崩れは特に丁寧に処理します。
2.下塗り
この後の塗装の密着性を高める大切な工程です!
・下塗りに使用する材料は、建物の壁材(建材)によって使い分ける必要があります。
・下塗りが不十分な場合も、塗膜の劣化や剥離が早くなってしまいます。
3.中塗り
丁寧な下塗りの後は、塗膜をしっかり確保するための中塗り工程です👷
・選んだ色と同じ色もしくは同系統の色を使用しないと、上塗りをしても透けて変な色になってしまうので注意が必要です✋
・塗料ごとに定められた塗布量を守らないと、塗膜の性能が発揮されません。
🏠ポイント:ムラなくしっかり塗布することが大切です!
4.上塗り
いわゆる仕上げの塗装です!
・こちらも既定の塗布量を守る必要があり、多く塗りすぎると垂れ(ダレ)が発生して見た目が悪くなります✖
・逆に塗布量が少ないと色ムラが目立ってしまいます。
以上が簡単な塗装工程となります。
屋根の塗装の際には『縁切り』や『タスペーサーを挟み込む』等の特殊工程がありますので、今後解説できればと思います🐱
私たち なみ塗装 は、どの工程もしっかり丁寧に行ない、お客様が望む以上の塗装を実現しています💪✨
梅雨も近づいておりますが、名古屋市名東区および近辺で外壁塗装をご検討中の方は、ぜひ なみ塗装 にご相談くださいね(^_-)-☆
2025/05/23
【基本③】足場設置~高圧洗浄
こんにちは、なみ塗装です🐱
今週も引き続き外壁塗装の流れを細分化した解説、【足場設置~高圧洗浄】編です!
1.足場設置について
足場は高品質な外壁塗装を行なうのに欠かせないものです☝
たまに「足場なしで格安塗装!」というものを目にしますが、基本的に地表から2mを超える場所での作業では、何らかの墜落防止措置が必要となります⚠✋
👷ポイント:「足場なし」の外壁塗装を謳う業者には注意が必要!
2.近隣挨拶の徹底
外壁塗装の基本的な近隣挨拶は「前後3軒+両隣」と言われていますが、可能であれば少し広めに工事案内のチラシを配ってもらうのがお勧めです☝✨
なぜなら、足場材は金属製ですので、思っている以上に作業時の金属音が響き渡るからです。
🏠ポイント:「前後3軒+両隣」には粗品を持っての挨拶、その他の近隣様にはチラシの投函などがグッド👍
3.高圧洗浄について
高圧洗浄は外壁塗装では欠かせない工程の1つです🏠✨
汚れやカビやコケの上から塗装しても、塗料はすぐに膨れたり剝がれたりしてしまうからですね💡
ちなみに、家庭用の高圧洗浄機もありますが、プロが使用するものは業務用の高出力なものですので、汚れの落ち方がまったく異なります(゚д゚)!
👷ポイント:高圧洗浄を行なう際、足場工事の際とは別に近隣挨拶を行なうのがお勧めです☝
さて今回は短い内容となってしまいましたが、いかがでしたか?
足場設置や高圧洗浄は外壁塗装・屋根塗装の事前準備の段階とはなりますが、どちらも必須の工程です。
ちなみにですが、名古屋市名東区でも過去に施工不良が発覚したという残念な他社様案件があります😿
もちろん他社様の非難はできるだけしたくありませんし、会社名を出すなんてもっての外なので行ないませんが、結構大きい会社様なのでなおさら残念でした…。
私たち なみ塗装 は決して大きな会社ではありませんが、塗装の技術や知識には自信があります💪✨
外壁塗装をご検討中の皆様、まずは私たち なみ塗装 にご連絡ください☎✉
しつこい営業は一切行ないませんので、軽く相談する・話を聞いてみるぐらいの気軽さでご連絡ください(^_-)-☆